夢見ることだけ許された 子供たちの永遠の国 妖精の粉がなくたって、僕は空を飛べるだろうか 妖精の粉があったって、あたしに空は遠すぎる 君と二人、永遠の国で暮らせたらいいのに チクタク、チクタク、それでも大人にならぬ君 君を救いだすのは僕の役目にしてくれないかい? 冷たく美しいベルが鳴れば、あたしはもう、用無し、ね ねぇ、僕の影、ウェンディをつれてきてよ 二人を繋いだ影は彼の元へと戻った どうか、跡形もなく消えてしまう前に、信じて手を叩いてください 今更、両の手を打ち鳴らしたところで、消えてしまった物語は…
【画:ルルルレコード様】 |