は遠き彼方に、泡沫の人

永遠に成らざりし夢の国

素顔はあやかしの下

と呼ばれる孤高の花

数え歌に消え逝く

望郷にて狂え

引きて、より、呼ぶ子の

されど、

唯々い空を指し 雪待月と君が 言 ふ

拈華す意